タイトル改造はいかにして行われるか！？第３話

おひさしぶりです。水澤でございます。

いやはや、ちょっと大きな問題にまきこまれまして、

新型流感ですよ。

かかっちゃったんです（汗

現在も自宅謹慎中だったりします。

しばらくＰＣにさわることができませんでした。

やっとこさ再開でございます。

では、

「タイトル改造はいかにして行われるか！？」第３話。

「つづき」からどうぞ。

第４章　絵の加工（２）

つづいて、ピースの位置を指定する raw file を作成しましょう。

まずピース化した画像を .bmp に変換したものを用意します。
ペイントかなんかで適当にやってください。
NTME を起動。
file → open tileset から、用意した .bmp を開く。










Edit → Tilemap Size → Preset Sizes → FR/LG Title Screen
Edit → Extra → Change All Palettes → palette D [14]
を選択。










さあ、ここからピースを手作業で指定していきます。
上のピースをマウスで一つ一つ写して、下の画面に画像を復元。
非常にしんどい作業ですが、やらないことには進まないので、がんばりましょう。

EDGE で完成の絵を開き、８×８のグリットを表示させて傍らに置き、
それを参考に作業をするとラクです。
これは作業途中。










完成。










しかし、これでは変な位置に画像が表示されてしまいます。
そこで、右上の Shift で修正。
U／L／R／D を押すことで、画像全体がそれぞれ上／左／右／下に移動します。
移動。











これで raw file 完成です。

第５章　インポート

※インポートする際は必ずバックアップをとっておきましょう。失敗したら取り返しのつかないことになりますよ……※

では、ピース化した画像も raw file も完成したので、インポートします。

unLZ-GBA起動。
画像No.144を開く。
[インポート]から、ピース化した画像 .gif を開く。








[ROMに保存]をクリック。さらに出てくる「インポート　オプション」で、
[画像のインポート]・[Auto abort if new data is bigger]にチェック。





[OK]クリック。運命の瞬間ですよ。

ここで、なにも表示されずに元の画面に戻ったら成功！！

こんな画面が出てしまったら……




残念ながら失敗。もとの画像よりインポートした画像が大きいため、
いわば容量オーバーの状態です。画像をもっと小さく作り直さなければなりません……

つづいて、raw file のインポートです。
画像No.145を開く
ファイル → RAWファイル読み込み から、raw file を開く。
画像と同じ要領で、[ROMに保存]をクリック。
さらに出てくる「インポート　オプション」で、
[画像のインポート]・[Auto abort if new data is bigger]にチェック。
[OK]クリック。

これでインポート完了です。やった～！！


第６章では、自分は試していませんが APE を使ってパレットの差し替えをします。


第４話につづく・・・・・・
（たぶん次回が最終回かな）